政府は7日、新型コロナウイルス感染症対策分科会が取りまとめた6項目の感染状況の指標ごとに、47都道府県の現時点のデータを発表した。それによると、感染者が急増している大阪府と愛知、沖縄両県は緊急事態宣言の検討が求められる「ステージ4」の基準値を最多の3項目で上回った。東京都は2項目で該当した。
 分科会の尾身茂会長は記者会見で、各都道府県のステージについて「最終的には指標を参考に自治体が自身で判断することだ」と語った。
 発表によると、「直近1週間と先週1週間の感染状況の比較」「感染経路不明割合」の2項目では東京都を含む多くの都道府県がステージ4の目安を超過。大阪府と愛知県はこれに加え、「PCR陽性率」(ステージ4の基準値10%)がそれぞれ11.1%、18.5%だった。
 沖縄県は「感染経路不明割合」で基準の5割を下回ったが、「直近1週間と先週1週間の感染状況の比較」でステージ4に該当したのに加え、「人口10万人当たりの療養者数」(ステージ4の基準値25人以上)が37.6人、「直近1週間の10万人当たりの新規感染者数」(同25人以上)が30.21人に上った。 
〔写真説明〕記者会見で新型コロナウイルス感染症対策分科会の報告をする尾身茂会長=7日午後、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)