【カイロ時事】レバノンの首都ベイルートで8日、港湾地区で4日に起きた大規模爆発は政府の怠慢や汚職体質が原因だとして、政治刷新を求める抗議デモが行われた。報道によると、数千人の市民が参加。投石する市民に、警察や治安部隊は催涙ガスやゴム弾で排除を図り、緊迫した状況となった。
 現地の赤十字は、デモに参加した14人が病院に搬送され、40人以上が現場で治療を受けていると明らかにした。
 デモは「報復の土曜日」と名付けられ、交流サイト(SNS)などで呼び掛けられた。デモ隊は「政府は人殺しだ」と気勢を上げ、首相府にも近いベイルート中心部の広場に集結。議会庁舎に通じる封鎖された通りに侵入しようとして、治安部隊とにらみ合った。ベイルートでは6日にも一部市民と治安部隊が衝突した。 

(ニュース提供元:時事通信社)