【ソウル時事】韓国で連日、広範囲にわたり集中豪雨が発生し、政府は10日、死者が31人、行方不明者が11人に上ったと発表した。多数の住宅が浸水し、避難した住民は1万人を超えた。10日午後には台風5号が南部の慶尚南道・巨済島を通過し、当局は警戒を強めている。
 文在寅大統領は10日の会議で「全国的に大きな被害が発生している」と強調。「利用可能な資源を総動員し、被災者と避難住民が一日も早く日常に復帰できるよう最善を尽くしてほしい」と関係部署に迅速な被害復旧を指示した。
 韓国では6月下旬に梅雨入り。8月に入ってから連日豪雨が続き、北部・江原道や南西部・全羅道で記録的な大雨となり、土砂崩れや洪水の被害が続出した。韓国メディアによると、過去、梅雨の最長期間は49日間だったが、今年はこの記録を塗り替える見通し。 

(ニュース提供元:時事通信社)