東京商工リサーチが11日発表した7月の企業倒産件数(負債1000万円以上)は789件で、2カ月連続で今年最多を更新した。前年同月比では1.62%減と2カ月ぶりにマイナスとなったが、同社は「国の緊急経済対策で先延ばしにされた倒産が、徐々に顕在化している可能性がある」と警戒している。
 負債総額は前年同月比7.94%増の約1008億円。このうち負債10億円以上が24件とほぼ倍増した。さらに、集計対象外の負債1000万円未満も83件と高水準だ。同社は小規模企業に加え、比較的体力のある中堅企業にも苦境が広がっているとみている。
 新型コロナウイルス関連倒産は89件で、高止まりが続いている。 

(ニュース提供元:時事通信社)