【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は11日、同国政府が世界で初めて新型コロナウイルスの国産ワクチンを承認したと明らかにした。ただ、国際的に承認に必要とされる臨床試験(治験)の最終段階の実施状況が不透明で、安全性を疑問視する見方も出ている。
 ワクチンは11日に承認された。プーチン氏は、ワクチンについて「非常に効果的に作用し、安定した免疫を形成する」と強調。自らの娘の一人が接種したことも明らかにした。
 国家の威信を重んじるプーチン政権はワクチン開発の成功を内外にアピールするため、世界初の承認を目指していた。旧ソ連が1957年に打ち上げた史上初の人工衛星にちなみ、「スプートニクV」の名称で国際市場で販売する計画。約20カ国が関心を示しているという。 

(ニュース提供元:時事通信社)