国立感染症研究所(感染研)は13日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の事例集を報道向けに公開した。会議や昼カラオケなどで発生した実際のクラスターを分析し、「日常生活で3密回避とマスク、手洗いを徹底してほしい」と求めた。
 感染研は厚生労働省の依頼を受け、クラスターが発生した各地に対策班を派遣。これまでに100件程度のクラスターを分析した。
 事例集によると、職場会議でクラスターが発生したケースでは、部屋の換気が十分でなく、参加者の距離が近い状態で、マスクを着用せずに議論していた。カラオケのある飲食店での「昼カラオケ」や接待を伴う飲食店では、3密、マスクを着用しない、症状のある人の利用や勤務、利用者が複数の店に行って感染を広げるなどの共通点があった。
 最近は寮生活や会食を通じた集団感染も目立つが、3密やマスクなしでの長時間の会話など、従来のクラスターとの共通点がみられるという。 

(ニュース提供元:時事通信社)