気象庁気象研究所は26日までに、東・西日本の太平洋側に接近する台風が昨年までの40年間で増えたと発表した。太平洋高気圧の北や西への張り出しが強まった結果、台風が高気圧の縁を回るようにほぼ北東へ進むルートが、日本の南海上から太平洋側沿岸近くにずれたのが要因と考えられる。
 海面水温の上昇や大気中の水蒸気量の増加などにより、接近する台風の勢力が強まったほか、日本上空の偏西風が弱まり、台風の移動が遅くなる傾向もあった。いずれも大雨や暴風による災害が起きやすくなることを示しており、対策の強化が求められる。 

(ニュース提供元:時事通信社)