「防災の日」の1日、政府は南海トラフ地震を想定した総合防災訓練を実施した。安倍晋三首相を本部長とする緊急災害対策本部を設置。徳島、高知、大分の3県とテレビ電話をつなぎ、連携を確認した。
 訓練は午前7時10分ごろ、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード9.1の南海トラフ地震により静岡や愛知など10県で震度7、大阪や広島など11府県で震度6強を観測したと想定。本部会議には、徳島の飯泉嘉門知事、高知の浜田省司知事、大分の広瀬勝貞知事がオンラインで出席し、現地の被害状況を報告した。
 知事らは、避難所での新型コロナウイルス対策のための物資支援や、救助部隊の早期派遣などを政府に要請。安倍首相は「政府として災害応急対策に全力を尽くす」と応じた。
 政府はその後、臨時の閣議を開催し、災害への対処について基本的な方針を決定。その上で、安倍首相が記者会見し、国民に対し命を守る行動を取るよう呼び掛けた。 
〔写真説明〕「防災の日」の総合防災訓練で、記者会見する安倍晋三首相=1日午前、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)