【ケノーシャ(米ウィスコンシン州)時事】トランプ米大統領は1日、黒人男性が警官に背後から撃たれ重傷を負った中西部ウィスコンシン州ケノーシャを訪問した。事件後の人種差別抗議デモで放火被害に遭った建物を視察し、「これは平和的デモでなく、国内テロだ」と非難した。
 トランプ氏の訪問は、大統領選で争点化を図る「法と秩序」維持のアピールが狙い。同州のエバーズ知事(民主党)はさらなる分断と緊張をもたらすとして再考を求めていた。
 トランプ氏は放火で崩れ落ちた建物を見て回り、「もう少し救援要請が早ければ被害は防げた」と州の対応を批判。連邦政府として復旧に向けた財政支援を行う考えを示した。また、治安当局との面会では「断固として強く行動すべきだ」と激励した。
 重傷を負った黒人男性ジェーコブ・ブレークさんの家族とは会わなかった。 

(ニュース提供元:時事通信社)