気象庁は2日、台風10号について「特別警報級の勢力に発達する恐れがある」と発表した。杉本悟史主任予報官は取材に対し、「これだけの台風が九州や四国などに接近することはそれほどない」と指摘。週末までに居住地のハザードマップや避難所を確認するなど、早めの対策を呼び掛けた。
 気象庁によると、10号は5日には中心気圧930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートルに発達し、奄美から西日本に接近、上陸する恐れがある。日本の南の海域の海面水温が非常に高く、台風が発達しやすいと考えられる。
 昨年9月に上陸した台風15号では、千葉県で送電用の鉄塔が倒れるなど強風による被害が出たが、杉本主任予報官は「その時よりも風速は強い」と強調。強風で高潮についても「極端な現象が生じる」と注意を呼び掛けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)