東京都は3日、新型コロナウイルス対策を中心とする計3413億円の2020年度補正予算案を発表した。介護施設などの利用者や職員15万人に対するPCR検査(30億円)、インフルエンザ予防接種補助(75億円)など、重症化しやすい高齢者への対応を強化する。
 18日開会予定の都議会に提出する。都の補正は今年度9回目で、総額は1兆6335億円となった。
 補正では他に、1520億円を投じ中小企業制度融資の枠を3兆8000億円にまで引き上げる。この預託金などの財源として都債を1473億円発行する方針。また、地方財政法に基づき、19年度の剰余金の半額である702億円を財政調整基金に積み立てる。残高は1741億円となる。
 小池百合子知事は記者団の取材に「都債の発行余力もあるので有効に活用しコロナ対策をさらに進めていく」と述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)