総務省が8日発表した7月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は26万6897円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比7.6%減少した。マイナスは10カ月連続。下げ幅は6月(1.2%減)から拡大した。新型コロナウイルスの新規感染者が増加に転じたことで外出自粛が広がり、消費が抑制された。
 品目別に見ると、教養娯楽は21.0%減と引き続き大きく落ち込んだ。出入国規制でパック旅行費は9割近く減少した。また背広服は66.6%、外食での飲酒代は54.0%それぞれ減った。
 交通は61.7%減。例年7月は定期券の継続購入が集中するが、5月下旬の緊急事態宣言解除後に通勤再開のため買い求める人が増え、その反動で減った。7月全体の減少幅拡大は、解除後に前倒しされた夏のセールの影響もあるという。 

(ニュース提供元:時事通信社)