【マニラ時事】アジア開発銀行(ADB)は15日、2020年のアジア太平洋46カ国・地域(日本など除く)の国内総生産(GDP)が前年比0.7%減少するとの予想を発表した。新型コロナウイルス対策で経済活動や移動が大幅に制限されたため。マイナス成長は1962年以来となる。
 ADBは4月時点では2.2%のプラス成長を見込んだが、6月に感染拡大の影響を踏まえ0.1%へ下方修正した。その後、4~6月期にアジア通貨危機以来のマイナス成長を記録する国が続出。ADBは今回、予想を再び引き下げた。
 各国政府が8月末までに発表した経済対策は3兆6000億ドル(約380兆円)に達し、GDPの15%に上った。それでも経済縮小を食い止められず、ADBは約4分の3の国・地域でマイナス成長を予想した。 

(ニュース提供元:時事通信社)