AFP通信によれば、新型コロナウイルスによる世界の死者が日本時間28日、100万人を超えた。1月に中国で最初の死亡例が報告されてから9カ月足らず。米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、累計感染者数は約3290万人に上り、感染拡大に依然歯止めはかかっていない。北半球ではこれから冬を迎え、インフルエンザとの同時流行を懸念する声が高まっている。
 同大の集計によると、各国別の死者数は米国が20万人超で最多。ブラジル約14万1000人、インド約9万4000人、メキシコ約7万6000人、英国約4万2000人、イタリア約3万6000人と続く。27日時点で日本の死者数は1563人。感染者数に対する死者数の割合は低下傾向にあるが、死者が推計で年間25万~50万人ともいわれる季節性インフルエンザをしのぐペースで死者が増えている。
 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は25日の記者会見で、ワクチン開発などで世界が協調して新型コロナに対応しなければ、死者が200万人に達する事態も「想像できるのみならず、その可能性は高い」と警告した。 

(ニュース提供元:時事通信社)