羽田空港(東京都大田区)を発着する航空機が都心や川崎市などを低高度で飛行する新ルートを国土交通省が認めたのは違法として、ルート下の住民計29人が国を相手取り、運用取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、東京地裁(清水知恵子裁判長)であった。
 意見陳述に立った原告で川崎市在住の竹内康雄さん(71)は、「川崎市には石油コンビナートがある。墜落したら火の海になる」と強調。新ルートの取り消しを訴えた。
 原告側は、墜落や落下物の事故が起きれば、大惨事は不可避だと主張した。一方、国側は答弁書で、訴えの却下または棄却を求めるとし、全面的に争う姿勢を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)