菅義偉首相は29日に就任後初めてとなるロシアのプーチン大統領との電話会談を行う。安倍政権は首脳間の信頼関係をてこに、北方領土問題の解決を目指したが交渉は暗礁に乗り上げた。首相は「安倍外交」の路線を継承する方針だが、交渉が進展する見通しは立っていない。
 「領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針を堅持し、引き続き粘り強く取り組んでいきたい」。加藤勝信官房長官は28日の記者会見で、安倍政権の外交方針を引き継ぐ方針を強調。首相も14日の自民党総裁就任後の会見で、「四島の帰属(の主張)を明確にした上で交渉していく」と、解決に意欲を見せた。 
〔写真説明〕首相官邸に入る菅義偉首相(中央)=28日午前、東京・永田町

(ニュース提供元:時事通信社)