7月豪雨で氾濫した熊本県の球磨川水系について、国土交通省九州地方整備局は6日、建設が中止された「川辺川ダム」があった場合、人吉市では浸水域を6割減らせたなどとする試算を、同日の国、県、流域12市町村の検証委員会で報告した。ただ想定外の雨量だったため、ダムだけでは「全ての被害を防げなかった」と結論付けた。
 同整備局によると、7月豪雨での球磨川の流量はピーク時に人吉市内で毎秒約7400トン、浸水域は568.6ヘクタールと推定。川辺川ダムがあればピーク時流量は約4800トン、浸水域は223.3ヘクタールに減らせたと試算した。 

(ニュース提供元:時事通信社)