台風14号は9日夜、四国沖を北上し、強い勢力ではなくなった。10日朝に紀伊半島沖、同日夜に東海沖を通過し、11日夜には八丈島の南東海上へ進む見込み。台風から東側へ延びる前線が活発化するとみられ、気象庁は四国から関東の太平洋側では大雨や暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。
 14号は12日夜に小笠原諸島近海に達するまでに熱帯低気圧に変わると予想される。
 東京都・八丈島(八丈町)では9日午後10時20分までの72時間(3日間)雨量が503ミリに上り、この観測点の過去最多を更新した。
 11日午前0時までの24時間予想雨量は多い所で、伊豆諸島300ミリ、東海250ミリ、近畿180ミリ、関東甲信140ミリ。その後、12日午前0時までの同雨量は、伊豆諸島100~200ミリ。
 10日に予想される最大瞬間風速は伊豆諸島40メートル、四国と近畿、東海35メートル、九州北部と関東甲信30メートル。海上は大しけで、波の高さは四国9メートル、近畿と東海、伊豆諸島8メートル、九州北部と関東6メートル。
 14号は9日午後10時、高知県室戸市の南約250キロの海上をゆっくりと北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートル。半径130キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、北東側390キロ以内と南西側330キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 
〔写真説明〕名古屋市中心部を傘を差して歩く人たち=9日午後

(ニュース提供元:時事通信社)