台風19号による千曲川の堤防決壊から1年を迎えた13日、大規模な浸水被害を受けた長野市豊野地区で、地元住民らによる「10.13を伝えていく集い」が開かれた。豊野地区住民自治協議会などが主催し、被災した地元住民ら約90人が参加。参列者全員で犠牲者に1分間の黙とうをささげた。
 参列者を前に、同協議会の堀田実会長(70)は「被災された方々にとってどれほど大変な1年だったかと思う。どうか、この日を節目に元気を出してもらいたい」とあいさつ。続いて加藤久雄長野市長は「この災害を決して忘れることなく、皆さまへの支援に全力を尽くしたい」と述べた。
 昨年10月13日、台風19号の影響で千曲川の堤防が決壊。長野市では約4100世帯の住居が浸水被害に遭い、関連死8人を含め10人が亡くなった。今もなお、市内では1400人以上が仮設住宅などで生活している。 
〔写真説明〕昨年の台風19号による千曲川の堤防決壊から1年を迎え、犠牲者に黙とうをささげる豊野地区の住民ら=13日午前、長野市

(ニュース提供元:時事通信社)