2020/10/15
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は14日、開発が進んでいる新型コロナウイルスのワクチンについて、使用可能になっても「当初は子供への投与を勧めないかもしれない」と国民に理解を求めた。現時点の治験が、妊婦を除く成人に限られているためという。
「治験対象が広がれば(除外の)判断を変更する可能性もある」とも指摘した。ロイター通信によると、製薬会社の一部は子供への治験も予定している。
一方でCDCは、ワクチンが最初は正式認可前の緊急使用認可によって投与ができるようになる可能性があると予想。供給について「年末までは限定されるかもしれないが、数週間から数カ月で増えるだろう」と見込んだ。
(ニュース提供元:時事通信社)
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