【ニューヨーク時事】米製薬大手ファイザーは16日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、緊急使用許可を11月後半にも米当局に申請する可能性があると明らかにした。ワクチンの早期承認は11月3日投開票の米大統領選における主な争点となっているが、開発で先行する同社のワクチンでさえ、承認が選挙前に間に合わないことがほぼ確実となった。
 ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は公開書簡で、臨床試験(治験)中のワクチンの有効性が今月に判明する公算が大きいと説明。ただ、ワクチンの安全性を確認するため、被験者の半数に関し、最後に投与してから2カ月間のデータを集める必要があると指摘した。データ収集は11月の第3週に完了する見通しという。 

(ニュース提供元:時事通信社)