【パリ時事】パリ近郊で男性教員サミュエル・パティさん(47)が首を切られて殺害されたテロ事件で、チェチェン系ロシア人のアブドゥラフ・アンゾロフ容疑者(18)=警官が射殺=が事件前、シリアのイスラム過激派とみられる人物とインターネット上で接触していたことが分かった。AFP通信が22日、捜査関係者の話として報じた。
 AFPなどによると、アンゾロフ容疑者は今年9月、インスタグラムを通じ、身元不明のユーザーとロシア語でやりとりを行った。このユーザーのIPアドレス(ネット上の住所)が、シリアの反体制派最後の拠点、北西部イドリブ県だったという。
 この情報について仏紙パリジャンは、アンゾロフ容疑者が「殉教者」に関する質問をしていたほか「戦う」意志を明確に伝えていたと報じた。在英のシリア人権監視団のアブドルラフマン代表はAFPに対し「イドリブにはチェチェン人の武装勢力が存在し、国際テロ組織アルカイダ系『シリア解放機構』と関係が深い」と述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)