政府は23日午前、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の処分方法に関し、梶山弘志経済産業相をトップとする関係省庁副大臣らの会合を開いた。4月から計7回実施した地元自治体や漁業団体などへの意見聴取や、書面での公募で寄せられた意見を整理し、今後の検討の参考にする。
 政府は処理水について、薄めて海に流す方針を固めている。梶山弘志経済産業相は23日の記者会見で、「本日の議論を踏まえて検討を深め、適切なタイミングで結論を出したい」と述べ、処分方針を決める関係閣僚会議の開催時期を慎重に見極める意向を示した。
 梶山氏は会合で「国内外への情報発信に取り組む」と述べ、処理水の安全性を訴えていく考えを強調。各省庁にも経済対策などの検討を求めた。 
〔写真説明〕東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の処分方法に関する会合で発言する梶山弘志経済産業相(中央)=23日午前、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)