外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長が28日から韓国を訪問し、韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長と会談する方向で調整していることが分かった。日本政府関係者が27日、明らかにした。関係改善に向けた打開策を協議するとみられる。
 日韓局長による対面協議は2月のソウル以来8カ月ぶりで、菅政権発足後は初めて。滝崎氏の韓国滞在は新型コロナウイルスの検査待機を含め3日間で調整している。
 日本政府は、新日鉄住金(現日本製鉄)に元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁判決に強く反発。韓国が議長を務める日中韓3カ国首脳会議の年内開催は見通せない状況が続いている。
 滝崎氏は会談で、韓国が差し押さえた日本企業資産を売却すれば深刻な事態を招くとの立場を改めて伝えるとみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)