東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは29日、開示を見送っていた2021年3月期連結業績予想を発表した。新型コロナウイルス感染拡大による休園や入場制限で売上高が激減し、純損益は511億円の赤字(前期は622億円の黒字)に転落する見通し。同社の通期赤字は1996年の上場以来初めて。
 売上高は前期比60.1%減の1854億円を見込む。今後も入場制限が続くとみられ、売り上げの回復が見通せない。客数を増やせない中、同社は客単価の引き上げを図る方針で、価格変動制チケットの導入などを検討する。
 20年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比76.2%減の591億円、純損益は300億円の赤字(前年同期は430億円の黒字)に陥った。新型コロナの影響による臨時休園とその後の入場制限で、上半期の入園者数は約8割減の269万人に落ち込んだ。 
〔写真説明〕決算会見するオリエンタルランドの横田明宜常務=29日午後、東京都中央区

(ニュース提供元:時事通信社)