【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)は29日に定例理事会を開き、大規模な金融緩和策の維持を決めた。政策金利も据え置いた。新型コロナウイルスの流行「第2波」到来で、ユーロ圏の各国政府は今月に入って厳しい感染封じ込め策を再導入。ECBは経済活動への打撃に懸念を示し、12月の理事会で発表する経済見通しが悪化した場合、追加の金融緩和を行う可能性を示唆した。
 ラガルド総裁は会見で、ユーロ圏では秋に入って「景気回復の勢いが想定よりも急速に失われつつある」と指摘。経済状況が悪化する中、あらゆる政策手段を見直す意向を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)