【エルサレム時事】トルコ西部沖のエーゲ海で30日午後2時50分(日本時間同8時50分)ごろ、マグニチュード(M)7.0の地震があった。エーゲ海沿いのトルコ第3の都市イズミルでは集合住宅など多くの建物が倒壊した。当局によると、この地震で少なくとも6人が死亡、200人以上が負傷した。AFP通信によれば、震源に近いギリシャ領のサモス島では2人が死亡した。
 米地質調査所(USGS)によれば、震源はイズミルの南南西に位置するサモス島の北方約10キロの沖合。震源の深さは10キロ。
 トルコのメディアによると、イズミルでは少なくとも建物20棟が倒壊。トルコ政府高官は「がれきの下敷きになっている人がいる」と述べた。一部の地区では浸水の被害が出ている。最大都市イスタンブールでも大きな揺れが確認された。エルドアン大統領はツイッターで、救援のため「全関係機関・省庁が作業に当たる」と説明した。
 サモス島では小規模な津波が発生したという情報もある。
 トルコは震災が多く、今年1月に東部エラズー、マラティア両県で35人以上が死亡する地震があった。1999年にはイスタンブールに近い西部コジャエリ県などで1万7000人以上が犠牲になる大地震も発生している。 
〔写真説明〕30日、トルコ西部イズミルで、地震により倒壊した建物(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)