【ベルリン時事】オーストリアの首都ウィーン中心部で2日午後8時(日本時間3日午前4時)ごろ、複数の場所で銃撃があり、少なくとも4人が死亡、22人が負傷した。容疑者の男1人が警官に射殺された。当局は、イスラム過激派による周到に準備されたテロと断定。家宅捜索で、男と関係があるとみられる14人を拘束した。
 政府によると、射殺された容疑者は北マケドニアとオーストリアの二重国籍の男(20)。突撃銃などで武装していた。男は昨年、過激派組織「イスラム国」(IS)に加わろうとシリアへの渡航を試みたとして、有罪判決を受けた後、釈放されていた。事件現場の近隣にはシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)があるが、標的にされたかは不明という。 
〔写真説明〕2日、ウィーン中心部で、身体検査を行う警官たちと、上方からの銃撃を警戒する警官(AFP時事)
〔写真説明〕2日、銃撃が起きたウィーン市内で、厳戒するオーストリア警察(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)