2020/11/06
防災・危機管理ニュース
日本からの観光客などが米ハワイ州に入国する際、新型コロナウイルス感染防止策で義務付けられていた到着後2週間の隔離措置が6日から条件付きで免除された。国際線の旅客需要が落ち込み、航空各社は「ドル箱路線」とされるハワイ便の利用回復に期待をかける。ただ、帰国後は2週間の待機が必要で、「先行きは楽観できない」(日本航空)と不安視する声も上がっている。
全日本空輸の羽田―ホノルル便が6日夜、羽田空港を出発した。年に1回は日本に帰国するというホノルル在住の女性客(36)は、「ハワイには行きやすくなると思うが、日本に来るときの待機がなくなればもっと良い」と語った。この便の搭乗率は26%にとどまった。
全日空の11月の国際線は当初計画比で8割強減便。週7往復だった羽田―ホノルル線は現在、月2往復のみ。日航も臨時便で月2往復だ。
(ニュース提供元:時事通信社)
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