2020/11/09
防災・危機管理ニュース
経団連は9日、2030年までに実現を目指す施策を盛り込んだ新たな成長戦略を発表した。持続可能な経済の確立に向け、デジタル化の推進や、技術革新を通じて気候変動対策と経済成長を同時に実現する「グリーン成長」などを柱に据えた。政府の成長戦略への反映を目指す。
中西宏明会長は同日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症を契機に「地球の持続可能性に対する根本的な問い掛けが出てきた」と指摘。企業も気候変動問題など社会的課題への取り組みを重視しないと「存続できない」と強調した。
新戦略は、行政、医療、教育などあらゆる分野でデジタル化を進め、新たな成長を実現する方針を提示。また、多様な人材の活躍を促す観点から、企業の女性役員比率を30%以上にする目標を掲げた。
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- デジタル化
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
事業継続マネジメントシステムの国際規格を学ぶ!ISO22301解説セミナー【アーカイブ配信】
2021年4月13日(火)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/04/16
-
想定外に備えるには想定外を「想定」した訓練が必要だ
社会を支える基幹インフラは災害時でも絶つわけにいきません。高速情報通信網がまさにそうで、これが守られるか否かは人・組織の生き残りをも左右します。が、その役割を誰がどこで担っているかは、あまり知られていないのではないでしょうか。日本最大規模のデータセンターを保有するアット東京の「24時間365日ノーダウンオペレーション」の取り組みを紹介します。
2021/04/15
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05