政府は9日、経済財政諮問会議(議長・菅義偉首相)を開き、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ経済を立て直すため、新たな景気対策を議論した。首相は「時機を逸することなく、あらゆる手段を総動員して経済を成長軌道に戻すための対策を考える」と表明。10日の閣議で2020年度第3次補正予算案の編成を指示する。
 会議で民間議員は「十分な対策効果を発揮できるだけの規模感を持った補正予算」を年内に編成するよう提言。並行して策定する21年度当初予算案と一体的な15カ月予算により、切れ目ない景気の下支えを求めた。
 その上で、民間議員は景気対策で(1)デジタル化や脱炭素社会を軸とした成長力強化(2)雇用者・事業への支援をはじめとした国民の安心・安全確保(3)需給ギャップの円滑な解消による成長軌道への早期回帰とデフレ回避―の3本柱に取り組むよう要請した。 

(ニュース提供元:時事通信社)