東京商工リサーチは10日、10月の全国企業倒産状況(負債1000万円以上)を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響による倒産(弁護士一任・準備中含む)は単月で最多の105件に上った。集計対象外の小規模倒産も急増している。
 これまでは6月の103件が最多だった。政府の持続化給付金や金融機関の資金繰り支援で7、8月は減ったが、9月以降100件超えが続く。商工リサーチは「業績回復が遅れた小・零細企業は支援効果が薄れつつある」(情報本部)とみる。コロナ関連倒産の累計は674件。
 一方、負債1000万円未満の小規模倒産は1~10月で計542件に達し、2000年以降で最多だった。
 負債1000万円以上の倒産件数(10月)は前年同月比20.0%減の624件で、4カ月連続で前年同月を下回った。負債総額は783億4200万円で3カ月連続の減少。 

(ニュース提供元:時事通信社)