【サンパウロ時事】日本と米国、ブラジルの3カ国政府は10日、ブラジリアで「日米ブラジル協議」第1回会合を開き、地域情勢に関する政策調整や経済協力を強化していくことで一致した。日本からは外務省の林禎二・中南米局長が参加。3カ国が政治・経済の協議枠組みをつくるのは初めてという。
 採択された共同声明は「3カ国はビジネス環境強化、外国投資拡大、地域間の連結性促進、デジタル経済促進に向けたサイバーセキュリティー強化に取り組む」と強調。さらに「透明かつ安全な(次世代通信規格)5Gネットワーク展開のための共通アプローチを発展させる」と表明した。
 米政府はかねて中国と南米の接近に神経をとがらせており、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)が優位性を持つ5Gなどに言及することで、中国をけん制する狙いがあるとみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)