2020/11/11
防災・危機管理ニュース
慶応大湘南藤沢キャンパス(SFC)のシステムが不正アクセスを受け、学生の個人情報や顔写真など計約3万件のデータが流出した可能性があることが分かった。同大が11日までに明らかにした。
同大によると、顔写真は入学時に提出された学生証用のデータ。学生の氏名やメールアドレス、教員の自宅住所なども漏れた可能性がある。
不正アクセスは9月に発覚。教職員19人のIDとパスワードが盗まれた後、システムに侵入されたという。SFC以外のサーバーでも不正アクセスが確認され、同大は警察に被害を申告した。
慶応大は「関係者の皆さまにご迷惑とご心配をお掛けしたことを深くおわびする。現時点で二次被害は確認されていない」としている。
(ニュース提供元:時事通信社)
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