東京都は12日、専門家を交えた新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。都内で新規感染者数が大幅に増加していることを受け、「急速な感染拡大の始まりと捉え、今後の深刻な状況を厳重に警戒する必要がある」との見解を示し、都民に対策の徹底を呼び掛けた。
 会議では、11日時点の新規感染者数(7日間平均)が244.3人と、4日時点の165.4人から急増したことが報告された。若年層だけでなく、高齢者も増えている。
 感染経路別に見ると、家庭内など「同居人」が40.7%と最も多く、国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は「職場や施設、飲食店などで感染し、複数の家庭内にウイルスが持ち込まれている」と分析。この増加ペースが続くと、4週間後には1日の新規感染者数が1160人に達するとし、さらなる感染拡大に懸念を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)