2020/11/14
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は13日、トランプ大統領の選挙遊説で警護に当たった大統領警護隊(シークレットサービス)の隊員130人以上が隔離を命じられたと報じた。新型コロナウイルスの検査で陽性が確認されたり、感染者と濃厚接触したと判断されたりしたためという。
同紙が関係者の話として伝えたところによると、隔離命令を受けたのは警護隊中核チームの約1割に相当。いずれも3日の大統領選投票日の直前1週間に、トランプ氏が開いた選挙集会で警護に携わっていた。大統領報道担当官は同紙に、政権として「すべてのケースを深刻に受け止めている」と語った。
トランプ氏は投票日直前まで、連日のように複数の激戦州を精力的に遊説。遊説先には新型コロナ感染者が急増している地域も含まれていた。トランプ氏周辺では最近、メドウズ大統領首席補佐官ら側近が相次いで陽性診断を受けたほか、選挙陣営幹部や共和党全国委員会の関係者にも感染が広がっている。
(ニュース提供元:時事通信社)
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