2020/11/17
防災・危機管理ニュース
日本原燃は17日、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)近くの二又川で、重大事故時に使用する取水ポンプの作動試験を実施したところ、油圧用の油が流出したと発表した。流出量は最大250リットルで、同社は吸着マットなどで回収を進めるとともに、原因を調べている。
日本原燃によると、ポンプは重大事故が起きた際、冷却などに用いる水を近くの川などからくみ上げるためのもの。17日午前から作動試験の準備作業を進め、午後3時20分ごろポンプを起動したところ、作動油が漏れ出ていることが分かった。
同工場は、原発で使用した核燃料からウランとプルトニウムを取り出し、再び核燃料を作る施設。2022年度上期の完成を目指している。
(ニュース提供元:時事通信社)
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