2020/11/19
防災・危機管理ニュース
【ロンドン時事】英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発している新型コロナウイルスのワクチンは、中間段階の臨床試験(治験)で高齢者にも大きな効果が見られた。英医学誌ランセットで19日までに公開された論文で明らかになった。強い免疫反応は全ての年齢層で示されており、開発が順調に進んでいることを裏付けた。
コロナワクチンをめぐっては、米製薬大手ファイザー、同モデルナのワクチンがそれぞれ最終段階の治験で効果が確認され、年内にも米当局から承認される可能性が高まっている。
今回公表されたのは3段階の治験のうち、第2段階の治験結果。今年5~8月に560人の参加者に対して実施したところ、70代以上の高齢者でも大きな効果が見られた。安全性も確認されたという。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
事業継続マネジメントシステムの国際規格を学ぶ!ISO22301解説セミナー【アーカイブ配信】
2021年4月13日(火)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/04/16
-
想定外に備えるには想定外を「想定」した訓練が必要だ
社会を支える基幹インフラは災害時でも絶つわけにいきません。高速情報通信網がまさにそうで、これが守られるか否かは人・組織の生き残りをも左右します。が、その役割を誰がどこで担っているかは、あまり知られていないのではないでしょうか。日本最大規模のデータセンターを保有するアット東京の「24時間365日ノーダウンオペレーション」の取り組みを紹介します。
2021/04/15
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05