東芝が国内の工場など約30拠点に、従業員の体温を赤外線カメラで測定するシステムを導入することが19日、分かった。新型コロナウイルス感染の第3波に備え、社員が安心して勤務できる態勢を整える。同社によると、工場への検温システムの一斉導入は珍しいという。
 東芝はすでに東京都港区の本社と川崎市の拠点に同システムを設置している。今後は、柏崎工場(新潟県柏崎市)や東芝キヤリアの富士事業所(静岡県富士市)、姫路東芝電子部品(兵庫県姫路市)など全国の主要な工場・事業所にも設置。新型コロナ感染が再び急速に拡大している状況も踏まえ、各拠点で年末までに運用を開始する。
 同システムは、赤外線を使って従業員の顔の温度から体温を測定。設定値以上の体温を検知するとアラームが鳴る仕組みで、マスクを着用した状態でも1秒以内に計測できる。 

(ニュース提供元:時事通信社)