【ワシントン時事】米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領は19日、民主、共和両党の州知事らと新型コロナウイルス対応をめぐり電話で協議後、記者会見し、全国規模でのロックダウン(都市封鎖)は行わない考えを明らかにした。米国内の感染者数が急増しているが、「全国一律の封鎖が必要な状況ではない」と述べた。
 バイデン氏は会見で、知事らと公共の場所でのマスク着用義務付けなどについて協議したと説明。連邦政府から州政府に対する財政支援の必要性にも言及した。
 一方、政府の新型コロナ対策本部長を務めるペンス副大統領も19日の記者会見で、「現政権と大統領は全国規模のロックダウンも、学校閉鎖も支持しない」と語った。
 米国内の新型コロナによる死者は25万人を超え、1日当たりの新規入院患者数が最近2週間で1.5倍に増えるなど、感染拡大が深刻化。疾病対策センター(CDC)は19日、来週の感謝祭休暇での旅行を控えるよう国民に勧告した。 

(ニュース提供元:時事通信社)