厚生労働省は23日、新型コロナウイルスの重症者が全国で331人となり、「第1波」ピーク時の328人(4月30日)を上回り過去最多になったと発表した。重症者用の病床使用率も各地で上昇しており、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する懸念が強まっている。
 厚労省の集計によると、都道府県別の重症者は大阪91人、神奈川44人、東京40人、兵庫27人の順で多かった。北海道は19人。山形や広島など17県はゼロだった。
 国内では23日、新たに計1520人の感染が判明した。1日当たりの新規感染者が2000人を下回るのは6日ぶり。連休で受診者が減ったためとみられる。愛媛県では26人の感染が分かり、3日連続で過去最多を更新した。岩手県では初めて死者が確認された。
 東京都の新規感染者は314人で、2日続けて300人台にとどまった。最多は20代の65人で、50代(63人)、30代(58人)、40代(41人)と続いた。65歳以上が34人だった。大阪府は281人で、7日連続で200人を超えた。 

(ニュース提供元:時事通信社)