【エルサレム時事】イスラエルのメディアは23日、関係筋の話として、ネタニヤフ首相が22日にサウジアラビアを秘密裏に訪問し、同国のムハンマド皇太子と会談したと報じた。アラブ諸国との国交正常化を進めるイスラエルにとって、湾岸産油国の盟主であるサウジとの正常化が最大の焦点となっており、その地ならしを進めたとみられる。
 ネタニヤフ氏には、先のアラブ首長国連邦(UAE)などとの正常化で重要な役割を果たした対外情報機関モサドのコーヘン長官が同行。アラブ諸国との和平を仲介する米国のポンペオ国務長官もこの日サウジを訪れており、ネタニヤフ氏と面会したという。
 訪問は往復を含め5時間の日帰り。22日夜には、当初予定されていた新型コロナウイルスへの対応をめぐる閣議が延期されていた。イスラエル首相府は訪問について「ノーコメント」としている。 

(ニュース提供元:時事通信社)