【ロンドン時事】エチオピア北部ティグレ州での政府軍と少数民族ティグレの軍事衝突で、政府軍幹部は27日声明を出し、軍がティグレ州の州都メケレ北方50キロの町ウィクロを制圧したと述べた。ロイター通信が報じた。アビー首相は26日、ティグレ側への降伏期限が切れたためメケレに向けて最終攻撃を開始すると発表していた。
 政府軍幹部は、ウィクロ以外にも幾つかの町を管理下に置いたとした上で、「数日以内にメケレを掌握する」と表明。ただ州内の通信は遮断され、確認は困難な状況だ。
 一方、AFP通信が複数の外交関係者の話を基に報じたところによると、27日夜、ティグレ州から隣国エリトリアに向けて少なくとも1発のロケット弾が発射された。首都アスマラ南方に着弾したもよう。エリトリア領内にロケット弾が撃ち込まれたのは3週間前に紛争が始まって以来2度目。犠牲者が出たかどうかなど詳細は不明。 

(ニュース提供元:時事通信社)