宮崎県は3日未明、都城市の養鶏場で致死率の高い高病原性とみられる鳥インフルエンザが発生したと発表した。遺伝子検査で確認した。県は、飼育する約3万6000羽を全て殺処分する。同市は全国的にも有名な養鶏の一大産地。関係者は感染拡大への警戒を強めている。
 県によると、2日午後、養鶏場から72羽の鶏が死んだとの連絡を受けた。家畜保健衛生所の簡易検査で鳥インフルの陽性反応が出て、遺伝子検査を行っていた。
 県は防疫措置として、発生地から3キロ以内の12カ所の養鶏場に対し鶏や卵の移動を制限。3~10キロ圏内の82カ所の養鶏場には域外への持ち出しを規制した。全体で約430万羽が制約を受ける。
 宮崎では11月30日以降、日向市と都農町でそれぞれ鳥インフルが発生。養鶏場での感染は今年、香川、福岡、兵庫各県でも確認されている。 

(ニュース提供元:時事通信社)