【ソウル時事】韓国で3日、日本の大学入試センター試験に相当する「大学修学能力試験」が実施された。新型コロナウイルス感染の「第3波」で新規感染者が増加する中、例年とは受験風景が一変。政府は総力を挙げて対策を講じた。
 受験戦争が苛烈な韓国では、同試験は国を挙げての一大イベント。文在寅大統領は2日、「応援しています。自信を持って、落ち着いて」と受験生を激励した。
 今年はコロナ禍で集会が禁止され、会場付近で後輩が声援を送る恒例の風景は消え、親に見送られながらマスクを着用した受験生が静かに会場入りした。
 全国で50万人近くが試験に臨んだが、教育当局は万全の態勢で受験をサポート。病院などに試験会場を用意し、報道によると、35人の感染者や400人に上る自主隔離中の生徒がこうした場所で受験に臨んだ。試験会場は昨年に比べ1.5倍に増えたという。 

(ニュース提供元:時事通信社)