赤羽一嘉国土交通相は3日、観光支援事業「Go To トラベル」をめぐり、東京都を発着する高齢者らの旅行について、13日までに取りやめを申し出ればキャンセルを無料にすると正式に発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、利用自粛を促す目的。キャンセルを受けた事業者には旅行代金の35%を補償する。
 自粛を呼び掛けるのは、65歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ人が17日までに東京を出発、または到着する旅行。1日午後6時から13日までにキャンセルすれば、予約済みの人が料金を負担しないで済むようにする。
 年齢や基礎疾患の有無は、電話やメールでの自己申告により確認する。家族など団体で予約した旅行に高齢者らが含まれる場合、他の参加者を含め全ての予約分のキャンセル料をゼロにする。
 東京発着の旅行をめぐっては、菅義偉首相と小池百合子都知事が1日会談。高齢者や基礎疾患のある人を対象に利用自粛を呼び掛けることで合意していた。
 政府は既に、感染拡大が顕著な札幌、大阪両市を目的地とした旅行を15日までトラベル事業の対象から除外。両市から出発する旅行についても、利用の自粛を呼び掛けている。 

(ニュース提供元:時事通信社)