新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)の会合が3日開かれ、「新規感染者数は過去最多の水準が続き、引き続き最大限の警戒が必要」との見解をまとめた。特に北海道や首都圏、関西圏などで多数の新規感染者が発生しているとして、医療提供体制への負荷が増大・継続していると指摘した。
 専門家組織は北海道や首都圏について、医療機関などでのクラスター(感染者集団)発生により、「医療体制が厳しい状況」と分析。特に大阪では重症者数増に伴い、「医療体制の厳しさが増大」していると指摘し、「各地で新型コロナ診療と通常医療の両立が困難になり始めている」と言及した。
 全国の新規感染者数は、今月2日までの1週間で1万5601人増えた。11月25日までの1週間は1万4190人で、「伸びに鈍化が見られるものの、過去最多の水準となっている」として警戒継続を訴えた。 

(ニュース提供元:時事通信社)