2020/12/04
防災・危機管理ニュース
厚生労働省は4日、新型コロナウイルスに感染した10代女性が死亡したとする誤った集計結果を公表した。国内最年少の死者とみられたが、女性の居住する都道府県に確認して誤りが発覚し、公表から約6時間半後に取り消した。
同省によると、集計結果は新型コロナ感染症の「国内発生動向」として4日午前、同省ホームページに掲載された。感染者の情報は、同省の委託業者が都道府県から聞き取ってデータ化しているが、この入力作業で「死亡」と誤った可能性が高いという。同省の担当者は「原因の詳細は確認中だが、大変申し訳ない」と謝罪した。
新型コロナに感染した国内の死者は4日までに2300人を超えているが、10代以下は確認されていない。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05
-
緊急事態宣言解除後も出勤者は変わらず
リスク対策.comが、1都3県の緊急事態宣言が解除された翌22日から行った簡易アンケート調査によると、「緊急事態宣言解除後、出社率は変わりましたか?」との問いに対し、「変わらない」との回答が60%で、微増が37%になった。アンケートは、メールマガジン読者らに対して配信し、翌日までに45の回答を得た。
2021/03/28
-
3.11から10年、日本の危機管理はどこまで向上したか?【アーカイブ配信】
2021年3月25日(木)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/03/27