2020/12/06
防災・危機管理ニュース
【ニューデリー時事】インドの民放NDTVは6日、米製薬大手ファイザーが新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可をインドの薬品規制当局に申請したと報じた。人口13億人超のインドは、新型コロナの累計感染者数が約965万人と米国に次いで多く、死者も14万人を上回っており、ワクチンの需要は大きい。
NDTVによれば、申請は4日。関係筋は、ファイザーが昨年成立した特例を活用し、インド国内での臨床試験(治験)なしでの使用を求めたと語った。
一方、ファイザーのワクチンは零下70度で保管・流通させる必要がある。政府高官は、既存の予防接種のための搬送ネットワークを生かせると主張するが、冷たいまま届ける「コールドチェーン」の欠如を懸念する専門家の声が相次いでいる。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
災害時のトップの役割は何ですか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ3回目は代替要員です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/23
-
資金繰り支援頼みでギリギリ経営を維持負債増えるも売上なし 春先の息切れ懸念
新型コロナ関連の経営破たん件数は、昨年9月以降1カ月90~100件超の高い水準で推移。2月も最多の発生ペースを更新している。緊急事態宣言解除が見送られ、外出自粛や時短要請が引き続き売上を圧迫。年度末を控え、息切れ企業の増加で倒産はさらにピッチを上げる可能性が高い。リレーインタビュー第4弾は中小企業の経営環境について。
2021/02/22
-
社内で負傷者が発生したら助けることができますか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ2回目は救助救命です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/18