厚生労働省が8日発表した10月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、現金給与総額は前年同月比0.8%減の27万95円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で残業が減り、7カ月連続の低下となった。
 現金給与総額の内訳を見ると、基本給中心の所定内給与は0.3%増加した。正社員はマイナスだったが、パートタイム労働者の伸びが補った。一方、残業代などの所定外給与は11.7%の大幅減。
 月間労働時間は0.2%増の140.9時間で、今年1月以来9カ月ぶりにプラスに転じた。政府の経済対策などを受けた景気の持ち直しに加え、前年10月より祝日が少なく出勤日数が増えたことが影響した。 

(ニュース提供元:時事通信社)